入社6ヶ月目で休職した新卒ちゃんの徒然日記

求職までの葛藤、休職中の過ごし方など徒然なるままに記します☆

キラキラ新卒ちゃんが入社6ヶ月で休職してしまうまで①

こんにちは!すもまるです!

最近急激に寒くなりましたね・・・。お布団の中から出るのが大変です。通勤・通学している皆さん本当にすごい。私も社会復帰のため毎朝7時に起きれるよう頑張っているのですが、寒すぎてすでに心が折れそうです。

さて、今回は休職までの経緯についてお話したいと思います!少し長くなりますので複数回に分けて投稿していきます(_ _)

先に申し上げておきますと、私は休職という選択が正しかったのか、未だにわかっていません。まだ対処法があったのではないか、通院しながら勤務できたのでは、そもそもなぜ転職を考えなかったのか、と後悔することもしばしばです。なので私の経験が他の方の参考になるとは思っていません。あくまで「すもまるの場合」としてご覧いただければ幸いです。

それではどうぞ!

すもまるのお仕事

私が適応障害になってしまった一番の理由は、上司や先輩との人間関係・・・では決してなく、業務内容に関するストレスでした。むしろ人間関係に関しては年齢・立場に関係なく意見をぶつけ合い、新人にも発言を促してくださり、良いところは褒め、改善点は指摘し合い・・・ともう理想的すぎる職場でした。何より私の所属していた課の先輩と上司、何も分かっていない新人の私からでも分かるくらい成績ものすごく優秀だったんですよね・・・。

さて、そんな私のお仕事は求人広告の営業です。(実は前回の投稿でさらっと触れてたりします、興味のある方はこちらも是非)

キラキラ新卒ちゃんが休職に至るまで<体調編> - 入社6ヶ月目で休職した新卒ちゃんの徒然日記

具体的には、コンビニやスーパーに置いてあるフリーペーパーの求人誌、求人サイトに載せるための営業と広告作成が主な業務内容になります。どれも毎週更新しているので毎週締め切りがある、といった感じですね。お仕事の内容はある程度パターン化されているのでさほど難しいものではありませんが、とにかくスピード上げつつ、質も維持しつつ、複数のお客様の案件を同時に進める、ということが求められます。もちろん毎週ノルマがあるので、空いた時間にはテレアポしたり、飛び込み営業に行ったりもします。とにかく時間を無駄に出来ない環境だったので、基本的に残業は当たり前でしたね。大体会社を出るのが21時くらいだったかな。

というわけですもまるは営業と原稿作成に日々追われる日々の中で、だんだんと心の余裕を失っていくのです・・・。

 

キラキラだった研修期間

さて、今でこそ家の中で過ごしてばかりのすもまるですが、ちゃんと入社当初はキラキラしていました。もともと希望していた業界ではありませんでしたが、自分が納得した上で決めた会社への入社でやる気に満ちあふれていたんですよね。

そんな中迎えた4月。会社の方針や今後の展開、部長陣による各部署の業務説明、商材の説明といった座学研修、先輩達による営業ロールプレイングや営業同行といった実践型の研修にとてもワクワクしたのを覚えています。教えていただけること全てが新鮮で、知識欲が爆発して大学の講義のように質問ばかりしていました。そして、少しでも早く商品の知識を深めよう、先輩達の営業スタイルを覚えて自分の力に変えよう、そう意気込んでいました。

しかし、次第に陰りが見え始めてきたのです・・・。

心に成長が追いつかない焦り

5月。一通りの座学の研修は終わり、今までの知識を生かして営業ロールプレイング(以下ロープレ)をするようになりました。新卒は私と同期の2人だけ。そのため、先輩社員や直属の上司である課長、部長がマンツーマンで毎日指導してくださりました。もう贅沢すぎる研修でびっくりです。最前線で活躍されている方々からのご意見はとても実践的で、自分では気がつかない点が多くとても勉強になりました。だからこそ、全部できるようにしたい、と意気込みすぎてしまったんですよね。次第に自分が成長しているポイントよりも、出来なかったことばかりに目を向けるようになっていました

上手く出来ない自分にもどかしさを感じていた私は、だんだんと同じ部屋でロープレをしている同期に対しても焦りを覚えるようになります。私の営業スタイルは事前準備を念入りにし、じっくり丁寧にヒアリングを行うというもの。対して同期は最低限の準備をして、持ち前の愛嬌と素直さを生かした軽快な会話のキャッチボールを楽しむ商談スタイル。そもそもお互いの性格が違うので、比較するよりも良いところを取り入れた方が良い。そう頭ではわかっているのですが、同期の良いところを見つけていくたび、私の心は「どうして私は同期みたいに相手を楽しませる会話ができないんだろう」などとどんどん沼に嵌まってしまったのです。

そして追い打ちをかけるようにやってきた「100TEL研修」。文字通り一日100件テレアポするというもの。といっても、商談を絶対に確保しろ、というものではなく、あくまで「電話に対する免疫をつけるため」というのが本来の目的です。

実は私、友達に電話かけるのもためらうくらい電話が苦手です。相手が忙しい時間かもしれない、表情がわからない、などなど理由を上げ始めたらきりがありません。でも営業職ならテレアポは当たり前。これが仕事だから、と言い聞かせ、100件の電話に取り組みました。

しかし、広がる同期との差。同期はアポ獲得だけでなく資料送りのお約束など、とにかく実のなる成果をどんどん上げていきました。対して私は一日1件アポが取れるか取れないか。先輩曰く、テレアポでは大体10件かければ1件アポが取れるのが平均とのこと。同期との差、数をこなしても数字が動かない自分にどんどん焦っていきました。すこしでも改善できるよう、本を読んで勉強したり、トークスクリプトを何度も見直して先輩に確認してもらったり、同期がどんな風に話しているのか聞き耳をたてたりしました。でもなかなか上手くいかない。お客さんに怒られた、同期と差が広がっていく、教えてくれた先輩に申し訳ない、とぐるぐる負の感情が広がって、トイレに駆け込んで何度も吐きました。吐いて、うがいして、鏡の前で表情を作って部屋に戻る。また怒られて、泣きたい気持ちを抑えて、またかける。苦しい、なんで私は上手くいかないの、そう思っている間にいつの間にか「100TEL研修」は終わっていました。

不安で迎えた現場配属

そんなこんなで同期と比較し、自分のだめなところばかりに目を向け、不安な気持ちしかない状態での現場配属。

このころはまだ、「だめだめなのは新卒だから当たり前。もっと数をこなして、もっと改善点を見つけて、一つ一つできるようになっていけばいいんだ」という冷静な自分が残っていました。一方で、「ただでさえ役に立たないんだからすこしでも早く仕事を覚えよう、ご迷惑をかけないようにしよう」という意識も強くありました。

さらに幸か不幸か同期と異なる配属拠点。周囲から同期と比較されない安心感と、ここからは自分1人で不安なことも乗り越えなければならないという焦燥感ばかりありましたね・・・。

配属された拠点の先輩方はとても素敵な方ばかりで、新人の私を気遣ってお菓子をくださったり、社内ルールや細々とした業務を丁寧に教えてくださいました。何度でも同じことを聞いて良いからね、とおっしゃってくれた先輩の暖かさにとても安心したのを覚えています。

だからこそくそまじめな私はここでがんばるんだ!!!!はやく先輩達みたいに活躍できるようになるんだ!!!!と再び意気込み始め、自滅への道を歩んでいくのでした・・・。

次回へつづく。

 

余談

勝手に比較して焦ったりもしてましたが、同期との仲は今でもめちゃくちゃ良いです。もともと電話すると3時間以上喋ってましたが、最近私が休職中に暇してるのを知ってるので連絡頻度が増えた気がします(笑)本当に良い同期に恵まれました。